梅料理

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梅料理主役としても脇役としても大活躍大ぶりで肉厚な実をつぶさぬように、指先でそっとつまむ。まるで指に味覚があるかのように、つまんだだけで唾(つばき)がジュワーッと湧いてくる。前歯で薄い皮をかじれば、コ....

梅料理主役としても脇役としても大活躍大ぶりで肉厚な実をつぶさぬように、指先でそっとつまむ。まるで指に味覚があるかのように、つまんだだけで唾(つばき)がジュワーッと湧いてくる。前歯で薄い皮をかじれば、コンフィチュールのようにトロッとした果肉が舌の上に流れ、フレッシュな酸味と香りが口腔を柔らかく刺激する。塩気と酸っぱさの絶妙なバランスが後を引き、もう1個と手を伸ばしてしまう。全国の収穫量の約6割を占める、国内屈指の梅処である和歌山。田辺市から串本町まで広範囲にわたるJA紀南の管内には、特に多くの産地が点在している。「通年約2万5000トンもの収穫量を誇っているんですよ」とJA紀南常務理事営農本部長の坂本守さん。温暖な気候と豊富な降雨量に恵まれるこの地域は、クオリティーの高い梅を栽培するのに最適だそうだ。JA紀南常務理事営農本部長坂本守さん梅は左記のような効能を期待できる元祖ヘルシーフード。梅干しを毎日食べて健康維持に励もう。1クエン酸梅には多くのクエン酸が含まれていて、疲労防止、疲労回復に効果があるといわれている2ミネラルバランスアルカリ性食品である梅干しは、酸性に傾いた血液を健康な弱アルカリ性に保つ手助けをする3カルシウム吸収促進日本人が不足しがちなカルシウムは非常に吸収しにくい栄養素だが、梅に含まれるクエン酸が吸収力を高める効果を持つ4殺菌梅干しの酸は胃腸内の病原菌を殺菌し、繁殖を抑える元祖ヘルシーフード梅の効能国内屈指の梅どころ六月の慈雨に打たれてたわわに生る梅の実自然に恵まれた和歌山にうまいもんは数あれど紀州ブランドとして名高いのはやはり梅干し上質な酸味が体に活を入れてくれそうだ【田辺市】な