ブックタイトルホロホロ鳥

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概要

ホロホロ鳥

ホロホロ鳥日本料理にも合う欧州育ちの食鳥の女王日高川町は国内でも有数のホロホロ鳥の名産地。同町にある「和歌山県畜産試験場養鶏研究所」で1977年に研究が始まり、1981年から生産が開始された。ホロホロ鳥は自分で卵をかえすことが難しく、まずは茨城県の提携農場から雛(ひな)を空輸。その後の飼育は、「ニワトリなら生後60日で出荷されますが、ホロホロ鳥の場合は淡白でしまった肉をつくるために、倍の120日をかけて育てます」と、同研究所の嵩(だけ)秀彦所長は説明する。同町にホロホロ鳥の生産農家は2軒。そのうちの一つ、「クィーンズファーム」の代表・松本清広さんはホロホロ鳥の味に魅せられて、4年前に農場をスタートし、現在は約500羽を飼育。和歌山のほかに、東京や大阪、神戸のレストランにも出荷している。「神経質な鳥なので、飼育が大変。気温や物音、光手間暇かけて育まれる食鳥県無形民俗芸能の奇祭笑い祭りで皆ハッピーにヨーロッパで多く飼育され、肉質が美味なことから、〝食鳥の女王?と呼ばれるホロホロ鳥繊細で神経質な女王は大切に大切に育てられ気品あるテイストで食べた者を魅了するお食事処あんちん調理人北脇智史さん【日高川町】丹生(にう)神社で催される「丹生祭」は、江戸時代から伝承される県無形民俗芸能の奇祭で、「笑い祭り」として知られる。神代の昔、出雲の国で八百万神様(やおよろずのかみさま)が集まる日に、丹生神社の神である丹生都姫命(にゅうつひめのみこと)が寝坊し、ふさぎ込んでいるところを、心配した村人たちが「笑え、笑え」と慰め、勇気づけたことがこの祭りの由来だ。約60年にわたり、宮司を務める井口健佑さんは「人は笑うことで健康になり、家族が仲良くなり、争いもなくなります。この丹生地区は昔から争いはほとんどなかったという歴史を持つ、平和で豊かな土地でございます」と話す。毎年10月体育の日の直前の日曜に催されるが、新春1月の数日間