ブックタイトルわさび寿司

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概要

わさび寿司

わさび寿司恵みの水がもたらす郷土の自然と味わい有田川町は、平成の大合併で吉備町、金屋町、清水町が一つになって誕生した町。和歌山県のほぼ中央部に位置し、山と川の豊かな自然にあふれている。中でも全国的に有名なのが、町のセンターを流れる清流・有田川。日本のフィッシングシーンを代表するアユ釣りのメッカであり、シーズン中は京阪神から多くの釣り人たちで賑わう。きれいな水には、美味しい特産品が付き物。その代表とされるのが、名物の「わさび寿司」。酢飯と一口大の塩サバをワサビの葉で巻いたもので、今でも各家庭で作られ、それぞれの味が受け継がれているという。「わさび寿司は、冠婚葬祭で家族や親戚など、みんなが集まった時に食べる郷土寿司。葉っぱ自体にはワサビ独特のツーンとした辛アユが遡上する清流・有田川助け合い元気に百姓!初の棚田サミット開催和歌山県のほぼ中央部に位置する有田川町は、豊かな自然と文化の宝庫。アユ釣りで知られる清流・有田川が町の真ん中を悠々と流れ、きれいで美味しい水が地元グルメを生み出す。赤玉店主西林和高さん【有田川町】恵みの水が生む郷土料理有田川町のシンボル「あらぎ島」。国の重要文化的景観に指定され、日本の棚田百選にも選ばれている田んぼだ。大小の水田54枚が階段状の扇形に開かれ、6軒の農家が今でも稲作を続けている。その農家の皆さんで構成される「あらぎ島保全保存会」。江戸時代初期に開田されたあらぎ島を守る上でのモットーを、会長の西林輝昌さんに伺った。「みんなで元気に百姓をすること。助け合い、楽しみながら頑張っていますよ」と。平成25年には初の「全国棚田(千枚田)「あらぎ島保全保存会」と「さおとめ隊」の皆さん。中央は棚田を見守る大きなカカシ。