ブックタイトルアシアカエビ

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概要

アシアカエビ

アシアカエビ職人の目利きと直接販売で鮮度キープ「ほぼ毎日、雑賀崎漁港へ出向き、船から直接買い付けを行っています。紀伊水道の豊かな漁場で水揚げされる魚介類は、ヒラメやタチウオなどさまざま。一般客への直接販売もあり、雑賀崎名物にもなりつつあるアシアカエビの季節は、人でいっぱい。水揚げは12月から5月末までがピークですね」。そう話すのは、紀州和歌の浦「漁火の宿シーサイド観潮」の総料理長・松木英人さん。確かな目利きで、旬の魚を厳選。館内にある食事処「夕焼け小焼け」で、抜群の鮮度と美味しさを誇る四季折々の地元食材を提供してくれる。そもそもアシアカエビは、標準和名をクマエビといい、足が紅白の模様になっているのが特徴。体長は平均約15cm、大きいもので20cmを超える。値段はクルマエビよりも安い上に、イセエビにも匹敵するといわれるほど甘みが安い旨いめでたい祝いの食材漁船が魚屋さんに!季節の魚を直接販売和歌山県内でも珍しい船からの直接販売が話題の雑賀崎漁港。12月から5月末にかけて、一般客のお目当てはぷりぷりの「アシアカエビ」。食通がうなる隠れ名物が注目を集める。シーサイド観潮総料理長松木英人さん【和歌山市】和歌山市の南西部に位置する雑賀崎漁港では、一般の消費者にも獲れたての新鮮な魚を提供するため、漁船からの直接販売を実施している。港内の岸壁に停泊した船がそのまま魚屋さんに。「今日は何が揚がりましたか?」と声をかけると、味のある優しい漁師さんたちが、本日の魚を紹介してくれる。雑賀崎漁業協同組合所属・中井春一さんの漁船「春栄丸」も、直接販売の一隻。キャリア50年のベテラン漁師は、一般客からプロの料理人まで、すべてのグルメ通に信頼されている。「紀伊水道は海流が入り交じる栄養豊富な漁場。底引き網でさまざまな魚が揚がってくる。タチウオやスズキ、マナガツオ…その中でもおすすめはやっぱりアシアカ春栄丸船長中井春一さん